おもいでコラム・・・はじめてのカメラ

はじめてカメラを買ってもらったのは、小学校5年生の誕生日でした。
家族で千葉そごうに行って上層階の(何階かは忘れました)カメラ売り場でコダックのプラスチック製126カメラ「インスタマチック」を両親に買ってもらいました。

126というのはカートリッジ式のフィルムで今でもある110フィルム(ワンテン、ポケットフィルム)の倍くらいの大きさのフィルムです。 フォーマットは確か24ミリ×24ミリの正方形、ましかくの写真が撮れます。当時、コダックとさくら(小西六、のちのコニカ)から、カラーと白黒のフィルムが出ていました。

自分のカメラがうれしくて、人や風景などずいぶん撮りましたが、悲しいことに6年生の臨海学校に持って行き、海に落としてしまいました。海水ですから、当然修理不能です。

落胆している私をみて、母が近所の商店街の写真屋さんで同じ126カメラの「ハリーナ」を買ってくれました。たしか3,500円くらいだったと思います。

中学生になって、中古の一眼レフカメラ「ヤシカTLエレクトロX ITS」を購入してもらうまで、ずっと「コダック・インスタマチック」「ハリーナ」を使っていましたので、わが家にはましかくの写真とネガが大量に眠っています。

やっぱり、子供の頃の「自分のカメラ」「最初のカメラ」はいつまでもおぼえているものですね